Bad Summer Day Blues

「感情を高ぶらせてペン先から煙を出すためにはそれなりの覚悟ってヤツが必要だ」

自分の好き嫌いや能力に責任を持つための性格診断が楽しい

 おばんです。どうにかこうにかですね。

 さて、私の最近の趣味は自己分析、もっぱら性格診断テストなのですが、この度自己診断テストの中でも「強みの発掘」に突出した「ストレングスファインダー」テストを実行してみたので、その結果報告、それに加え、今までやってきた主要な性格診断である「16性格診断」「エニアグラム診断」との比較をやっていきたいと思います。

 

自分探しなんてしなくていいって言う人は自分のことがすでによくわかっている人だから(性格診断のすゝめ)

 一度やってみたかった大見出し煽り。まずはなんですが、自分探しの旅なんて聞かなくなって永らく経ちますが結論として自分は探しておいたほうが良いです。「そんなことしなくていいよ〜」と言う人はとっくに自分探しが終わっている人なんです。「自分はこういう人間だから」とポンポン言えてしまう人間なんです。とくに体力の無い自覚のある人は、自分探しなんてダサいからと思って気ままに流されて生きてると、なんで流されてるのか分からなくなったり、果てには気ままとはなんなのか分からなくなって大怪我をしてしまうと思います。とはいえ、「真の意味で自分のことはわからない」なんてのも真実だったりするので、自分を深追いして海外に行ったりするのは時間のあるときのほうがいいと思います。

 自分をどう探しておけばいいかについてですが、これは以下の5つについて探っていくのが結局一番いいのかなと思います。中川淳一郎さんの著作『内定童貞』でも、以下の5つの項目について「ブレない回答を持っておけばいい」って書いてますね。

  1. 何が好き
  2. 何が嫌い
  3. どんな時幸せ
  4. どんな時に腹が立つ
  5. 自分がある程度優れていると思う点

  明確かつシンプル、です。とはいえ、この5つの答えすら分からなくなる時って結構あって(僕はありました)、心がつらい時期は「なんでこんな事すら分からなくなるんだろう…」って余計落ち込むパターンもあります。

 そんなことになってしまったら、まずは絶対に休養を取ったほうがいいです。何を言われようと休んで心に余裕を作るべきです。余裕が出来たら、ゆっくりと上記の項目について考えるのがいいと思います。

 で、これが意外と時間がかかります。そして、時間がかかる(その上どうやったらいいか分からない)この行為をサポートしてくれるのが性格診断だったりします。

 

性格診断の(よくありそうな)誤解

 自分探しの積極的なヒントとなる性格診断ですが、色々な事情によって、なかなか表に出づらいというか、なんか人気がなくて寂しい感じがします。そこで、いくつか障壁がありそうな誤解について軽くここで解説しちゃいます。

スピらない①

 ここで紹介する性格診断は、血液型診断とか、オーラが見えますとかそういう非心理学的なものではなく、何十(物によっては百幾つ)もの質問に選択方式で答えていって、傾向を把握する、というものです。就活の時にマイナビで任意で受けれる適職診断や、適性検査の時に送信するパーソナリティ診断みたいなやつです。これらもかなり本格的な感じがしますが(というか後者は人生を決めるツールとして使ってるし当たり前か)、後者はそもそも結果を教えてくれないし、前者は適職探しのためにかなり独自の路線を行っている感じがあるので、ここでは、世界的に権威があり、内容にも再現性がある16性格診断や、エニアグラム診断、そしてストレングスファインダーを対象と致します。

スピらない②

 ここで紹介する3つの診断、正直真面目に答えるとめっちゃ当たります。「俺B型だからだらしないんだよね」「私前世はイタリアの貴族って言われた〜」とかの数億倍は信頼のある結果です。

 でもこれはある意味当然なんですよね、パッと見だったり少ない情報で診断するのではなく、大量の質問を提出した後に診断されるのですから。とはいえ、当たりすぎて逆に怖くなるというパターンはあるかと思います。性格診断の沼にハマって、半分スピリチュアルみたいになってきてる人のブログとかも見ることがありますが、そういう人たちの記事は大抵、何を書いているかよく分かりません。結果を元に傾向と対策を練ること、適職や趣味を見つけることくらいはいいのですが、万能ではないので何でもかんでもそれで決めてしまうみたいなことは止したほうがいいでしょう。

自己否定しすぎない

 性格診断は、自分はこういう人間だというのが包み隠さず出るので、人によっては否定したくて「変わらなきゃ!」って気持ちになることがあると思います、特に悲観的になってるとそうなりがちです。

 その都度、選択肢の選び方や考え方を変えることで結果が変わることは正直あるんですが(僕も何度か結果が変わってます笑)、根幹の軸の部分は変化しないことが多いので、とりあえず「こういう人なんだな」っていうのを腑に落ちるようにさせる作業はした方がいいです。どの診断も、「世の中には色々なパターンの人がいて、助けあって世界を作っている」という考え方で優劣はないので、弱点を克服することはまた別で考えるべきです。

難しく考えない

 気楽にやりましょう。恥ずかしく無いので。エニアグラム診断を元に会社組織をコンサルティングする会社とかもあるみたいですし。

 

今まで試して面白かった3つの性格診断について

 や〜っと本題です。今まで試したなかでも記憶に残っている「16性格診断」「エニアグラム」と、最近試して目からうろこが落ちるくらい感動した「ストレングスファインダー」について紹介と(ついでに最新の自分の結果)、「良い点・懸念点」方式でレビューしていきたいと思います。

16性格診断

無料性格診断テスト、性格タイプ詳細説明、人間関係およびキャリアのアドバイス | 16Personalities

良い点
  • 有名
  • パターンが多く、結果が腑に落ちやすい
  • 性格傾向が分かれば恋愛の相性まで分かる
懸念点
  • 質問が多くて抽象的なのもあって、最初は疲れるかも
  • 結果が時によってブレるかも
  • 「強さを活かす」「弱みをカバーする」点において弱く、あくまでも「自分の傾向がわかる」に留まる
まとめ

 一番メジャー、かつパターンも細分化されていて分かりやすいのでオススメな診断です。よく当たります。

 4つの性格傾向の2パターンを組み合わせた4文字、計16つのパターンで性格を診断してくれます。内訳は以下のとおり。

  • 内向型 (I) または外向型 (E)
  • 直感型 (N) または感覚型 (S)
  • 思考型 (T) または感情型 (F)
  • 判断型 (J) または知覚型 (P)

 僕の場合は結果は「INFP」でした(IとEで結構拮抗しているので、たまにブレます)。この場合、「僕は内向寄りで直感型、感情を優先して物事を知覚します」みたいな感じの性格傾向になります。

 …なんのこっちゃらですが、診断が終わると細かくその性格の傾向について説明してくれますし、世界的に有名な診断で、その性格パターンで検索をすると個人のブログでめっっっちゃ色々解説してくれます。一部スピりかけてるものもありますが大半が有用です。

 因みに、性格傾向には優劣は無いとは言いましたが、一般的に「INFP」及び「ISTP」は通常の企業とかに務めるのに向いてないとか言われがちです。お~~~い!!!

エニアグラム診断

エニアグラムで自己分析|エニアグラム無料診断

良い点
  • 結果が9タイプと少ないので分かりやすい、ちょっと楽
  • 16性格診断よりも傾向対策が打ちやすいかも
  • 詳しく解説してくれる人、サイトがある
懸念点
  • 他の診断より幅が広いので分かりづらいかも
  • 詳しく勉強しようとするとめっちゃ難しい
  • そもそも自己診断しても良い結果が出ない説がある
まとめ

 人間は9つのタイプに分類できる、とする診断方法です。16性格診断と傾向が違うので、両方やってみると面白いです。僕はタイプ4でした。適職は芸術家と書かれていました。お〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!

 エニアグラムは、答えがシンプルな分、そこから奥にズブズブと入っていけます。一つのタイプについて長々と説明してくれるブログなんかもあります。リバースエニアグラムの過去記事なんかがめっちゃ面白いです。

 色々調べていくと、診断を詳しく解説してくれる本が出てたり、性格の「ウイング」という概念が出てきたりします。エニアグラムは人間の性格を円上にある点として捉えるので、「タイプ5寄りの4」とかそういった考え方が出てくるんですね。その飛び出している傾向のことを「ウイング」と呼び……とめちゃ面倒くさいです。深掘りできる情報量は多いので真に受けすぎずに「あ、これ俺あるあるだな」とか軽い気持ちで調べるぶんにはとても楽しいです。

 

ストレングスファインダー

www.gallupstrengthscenter.com

良い点
  • 強み分析特化型。即戦力になるし励みにもなる
  • 一人ひとりの独自性が高いので、傾向により落ち込む心配が少ない
  • 「弱さを克服するのではなく、強さを伸ばそう」という考え方になれる
懸念点
  • 診断するのに金がかかる
  • 弱さを知るにはもっと金がかかる
  • 元サイトが英語で敷居が高く、日本語の情報も必要最低限しかない
まとめ

 今までやった診断の中でも一番感動した診断です。元々用意された34の素質から、自分が優れている5つの素質を教えてくれます。結構詳細に教えてくれる上に、どの能力も「欲しいな…」と思えるものばかりなので、「どんな人間でも優れている部分はあるんだなあ」という事実に改めて気づかせてくれます。

 ただ障壁として、診断に料金が発生します。ストレングスファインダーのコードが付いた書籍を購入するか、上記サイトから直接診断料金を払う必要があります($15)。なお、34個全部の素質の順位が知りたい(自分に無い素質も知りたい)場合には全部で$89支払わないとなりません。まともにコンサル受けるよりは安いけどなかなか出せる金額ではない……。

 実際のところ、お金を払った分の価値は大いにあると思っていて、「自分の優れている部分を知りたい」「自分の特徴がどういったところにあるのか理解したい」という人にとってこれほど優れたものは無いかもしれないとも思っています。ちなみに僕の傾向は「回復志向」「着想」「内省」「共感」「収集心」でした。どれも調べてみて「わかる……」となりました。

 

最後に

 実際のところ「16性格診断」が一番気軽で傾向も分かりやすく、情報も充実しているので最初に試すにはオススメです。診断サイトも紹介したものだけではなく色々あるので、出た結果を元に様々な文面を参照したり面白さも出ます。

 「エニアグラム診断」がより詳細に性格の傾向について勉強したい人向けで、「ストレングスファインダー」は診断にお金を払う余裕があるって人は是非ともやってほしい、って感じです。

 ポジティブになればいいってもんじゃないとか、そもそも遺伝子で性格傾向が決まるとか、最近はいろいろな性格があるのがいいんだなって感じの研究結果が多いので、自分の中の分からなさとか生きづらさ、みたいな部分を性格診断でハッキリさせるのがいいんじゃないか、って思います。それで、みんなで「俺はこういうタイプなんだよ〜」って結果を参照しながら喋ったり笑ったり出来たらいいなぁ〜とか。自分の好き嫌いや能力に責任を持てる人間になりたい方、自己分析の第一歩として是非お試し下さい。